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☎ 072-480-0120(透析室)
腎臓が悪くなると、水や毒素が溜まって、むくみ、息切れ、ダルさ、食欲不振などの症状がでます。
透析は、腎臓の働きを機械で補うもので代替医療ともいいます。
腎臓の代わりに機械で血液をきれいに浄化する治療です。いったん始めるとずっと続ける必要がありますが、透析を始めるといまのしんどい症状はだんだんとれて元気になります。
透析は元気な生活を続けるためにするものです。透析しながら仕事を続けている方もたくさんいます。旅行を楽しむこともできます。心配しないでください。
透析療養についてなんでも相談してください。
血液検査の数値や、むくみや食欲不振・だるさなどの症状の強さなどから、透析したほうがよいかどうか判断します。透析後の生活について心配なことはご質問ください。
透析の種類や方法などについて計画を立てます。
透析は週3回通院、毎回4時間ほど治療します。まず無理なく通院できるところを選びましょう。
ご自宅の近くかどうか、送迎サービスの有無など、チェックしましょう。
施設の雰囲気をみるために、ぜひ一度来院して見学することをおすすめします。ご本人は難しい場合、ご家族だけ見学されることもあります。
透析は血管を穿刺し、そこから血液を抜いて機械に送って、機械で血液から不純物や水分をとりのぞき、きれいになった血液を再び血管から体にもどします。穿刺する血管は、多くの血液を取り出せるように太く丈夫な血管が望ましく、手術を受けてあらかじめ作っておきます。
手術は入院して作成する場合と、日帰り手術で外来で作る場合があります。
当院は、専門クリニックや病院と連携していて、手術後も専門看護師がしっかりフォローします。
シャント手術から開始まで入院して始めることも、外来で通院しながら始めることもどちらでもできます。徐々に尿毒症の症状やむくみがとれます。
特定疾病療養受療制度や重度障害者医療費助成制度などの公的補助の申請をします。
週に3回決まった曜日の時間に来院。送迎サービス利用する方はご自宅までお迎えに行きます。
パジャマなど楽な服装に着替えて体重測定。その後リクライニングベッドへ移動します。スタッフが健康チェックした後、予め麻酔テープを張っていた血管から穿刺して透析の機械とつなぎます。
4-5時間リクライニングベッドでゆったり過ごします。それぞれのベッドに液晶テレビがあり、ご希望があればDVD貸し出し機が利用できます。
Free WIFI利用でき、スマホ、タブレットも気兼ねなく使用できます。テレワークでお仕事をされている方もいます。
飲食物はお持ち込み可能です。お弁当の注文もできます。
透析中医師の回診があります。気になることはすぐに相談できます。
終了後は抜針し、体重測定をしてから帰ります。終了後に休憩室で食事もできます。
着替えて帰宅します。次の透析まで元気に過ごしましょう。
それは昔のお話です。透析技術は進歩し、透析しながら4-50年健康に過ごしている方もたくさんいます。透析しながらの新しい生活を考えましょう
身体障害者手帳を取得すると、さまざまな公的支援や医療費の助成が受けられるので、ほとんどの方はお金の心配なく治療が続けられます。申請のお手伝いをします。
本来腎臓は休みなくずっと働いているものです。週3回の透析でその分を補うのはどうしても4時間程度かかります。短時間透析は出来なくもないですが、体に負担をかけます。透析時間は長いほど体の調子は良くなります。無理なく生活にあわせて透析の時間を調整しましょう。
70代 男性 透析歴4年。
入院中は首からカテーテルをいれていました。絶対抜けないといわれましたが、ここで腕から透析できるようになりました。
70代 男性 透析歴6年。
透析中は好きな野球観戦をBSで見ています。
50代 女性 透析歴1年
透析前と透析後と比べたら、体の調子は透析後のほうが圧倒的に調子が良いです。
80代 女性 透析歴3年
近所の方がお元気に透析されているのをみて、私も透析することを決心しました。
60代 女性 透析歴7年
透析中はいつも眠ってしまい草原の中にいる夢をよくみます。帰ってからは花を植えたり忙しく過ごしています
70代 女性 透析歴8年
透析患者さんたちの勉強会がとても楽しかったです。シャントを見せ合ったり質問したりできました。