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透析、見学随時受付中。

透析を考えているかたへ

透析とは

透析とは、腎臓の代わりをするものです。腎臓は体の老廃物や水を取り除く働きをしています。この 腎臓の働きが通常の5%くらいまで低下すると、透析療法が必要となります。
透析には血液透析と腹膜透析の2種類がありますが、現時点では90%以上の患者様が血液透析を受けています。腹膜透析は、ご自宅でご自身やご家族で施行するので、機器の操作を習得し、合併症の予防や対応について知っておくことが必要です。ここでは、血液透析の説明をします。

血液透析は、1週間に3回の決まった時間に通院して、約4時間機械につながって治療を受けます。治療では、針を血管に2か所刺し、血液を体から人工腎臓に循環させて治療します。 あらかじめ、血液を多くとれるような太い血管を作る手術(シャント造成または人工血管埋め込みなど)を受けておく必要があります。

血管手術

血液透析では1分間に200ml程度の血液を体の外に循環するため、身体から血液を取る部分を作ります。多くは、前腕の皮膚の下の静脈と動脈をつないで、動脈から静脈に血液が多く流れるようにして、太い静脈(内シャント)を作ります。血管が細いなどの理由でご自分の血管を使えない方は人工血管を埋め込むこともあります。
 透析を続けるためには、血液が良好にとれるような良い手術を受けることが大事です。当院では、熟練した医師のいる 専門施設と連携していて、 当院より送迎車で検査や手術に行くことが出来ます。

外来での透析導入

シャント造成の手術後、シャントの状態をみて人工透析を始めます。入院せずにご自宅から通院して透析を始めることも出来ます。通院には送迎車が利用できます。
当院では、はじめは少しずつ身体を慣らすため、1回1~2時間で開始します。体調によって連日来ていただくこともありますが、落ち着けば週3回となります。透析は貯まっている水や老廃物を腎臓の代わりに取り除くので、透析が始まると呼吸の苦しさやダルさが徐々に改善します。食事も透析前より制限が少なくなり楽しめるようになります。

透析をできるだけ遅らせるための保存療法

腎臓の働きはさまざまな病気で悪くなります。最も多い原因は、糖尿病で、次に多いのは、慢性糸球体腎炎です。近年は、高齢化に伴って、腎臓の動脈硬化によって働きが悪くなってしまう腎硬化症も増えています。
腎臓病の進行を防ぐにはまず、原疾患の治療が必要です。糖尿病や動脈硬化の治療の中には腎臓機能の悪化を遅らせる薬もあります。
また、食事の改善も大事です。減塩は全ての方に必要で、状態によって蛋白やカリウムの制限が必要になることもあります。
脱水を防いだり、痛み止めや風邪薬などの過量にとらないするなど生活の中で注意することもあります。
当院には、そろそろ透析といわれてから数年以上透析に至らずに過ごしている方も多数いらっしゃいます。まずは外来で相談しましょう。