腎臓病

慢性腎炎

急性あるいは慢性腎炎から腎不全・透析導入という経過は、現在においても、透析患者の多くがもつ既往歴です。

なかでも、慢性糸球体腎炎は、透析の原因疾患の18%を占め、糖尿病についで第2位の割合です。慢性糸球体腎炎は、腎臓の糸球体に、免疫複合体、抗体、補体などが沈着して、徐々に腎臓の機能が悪くなる病気です。

また、血管炎や感染症から腎臓が悪くなることもあります。

いずれの疾患も原因には免疫が関係し、治療には、免疫抑制剤やステロイドなどを適切に使う必要があります。

当院は、免疫学の経験豊富な院長が各患者の特徴を把握し、専門的な治療を行います。

慢性腎不全(保存期)

糖尿病、慢性腎炎などによって腎臓の機能がだんだん悪くなってしまった状態を慢性腎不全といいます。
腎臓は余分な水分や老廃物を尿として体の外に出す働きをしています。腎不全になると体内に有害なものや余分な水分が蓄積してしまいます。そのため、人工的に血液から尿毒素や水分をとりのぞくのが人工透析です。

慢性腎不全となってから人工透析にいたるまでの期間を、慢性腎不全の保存期といいます。

病気の進行抑え、人工透析となる時期を出来るだけ遅らせるためには、血圧の厳密な管理と特殊な食事療法、また、症状に合わせた専門的治療が必要です。

慢性腎不全(保存期)の食事

いったん透析が始まると、体の毒物や水分を取り除くことができますが、この時期には出来ないので、より厳しい食事療法、水分制限が必要です。

慢性腎不全の食事は、減塩、タンパク質の制限、カリウムの制限などが基本です。制限はあるからといって食べないのではなく、エネルギーは十分に摂取しなければいけません。糖尿病の方は、いままでの糖尿病の食事と異なってきます。ご家族など周囲の協力も必要です。

当院では管理栄養士が1人ひとりに合わせた適切な食事を丁寧に指導します。
調理実習や腎臓病教室も行っています。
低たんぱく米や栄養補助食品などのさまざまな機能性食品や宅配のお弁当などについてもご紹介できます。